2009/02/10

フツーに

日産が運動部の休部を宣言した。
このところの不景気で、同じようにスポーツから
撤退する企業が後を絶たない。

自動車産業などは、不況のあおりをもろにうけるであろうから、
いたしかたないことなのかもしれない。

三菱地所の相談役を務めている福澤武さんはこう言っている。

いろいろな企業が文化活動をやっていますが、業績が悪くなると文化活動をやめてしまうことも結構ありますよね。メセナというのは、そんなことには関係無しにやっていくもので儲かったからちょっと手を差し伸べるということではないはずです。企業の文化活動への責任ですね。ではなぜ、企業の文化活動への責任が問われているのでしょうか。その理由は、文化活動が生きとし生けるものの中で人間だけがやることだからでしょう。他の生きとし生けるものというのは単に世代の交代を繰り返しているに過ぎないのです。しかし人間は文化活動をし、歴史を築いて、そしてそれを次の世代に伝えていく。そういう存在なのですね。だからそういった文化活動を大事にして、これを後世につたえていくということ。これは企業社会と言われている現代において、企業にとって大きな責任だろうと思います。もちろん企業の出発は、営利ということが最大の目的であったと思います。当たり前ですが今でもそれに変わりはありません。株主に対して配当しなければいけませんし。だたし、企業とは株主そのものだということではないと思います。

社員ひとりひとりの幸せ、社会的責任、利益。。。
企業とはなにか、企業のあり方を非常に考えさせられる話だ。

世の中は常に変わっていく。
だからそれに応じて経営も変わっていかなければならない。
変わってから変えたのでは既に遅し。

物事には波があると解っていれば、
好景気の後にはいつか不景気がやってくると考えられる。
景気がいい時こそ、不安になり、備え、
不景気の時こそ皆で手を取り合って明るく
未来を見据えた努力をしなければならない。

先人の教えを受け、引き継ぎながら、
新しい企業をつくりたいと思う。

てかその前に、フツーに結婚したいんだけど。

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