2009/01/29

FAIL

丸の内でも鉛筆のキャップを探したけれど、
見当たらなかった。

きょろきょろしていた時、
TODOリストが書き込める海外製の付箋を見つけた。

100枚で630円は高いと思ったけど、
デザインにひかれて購入。




どぉ?
どぉ?
いいでしょ?
いいでしょ♪



さっそく1枚剥がしてノートに貼ってみると

FAIL。

どんだけ反り返るの~~~~~~!!!

このクオリティで630円は高いよ~。


3Mは、粘着力の弱い失敗作の糊から
世紀の発明「ポストイット」を生んだ。

付箋の価値は、この絶妙な粘着具合にあったのだ。

2009/01/28

OLというのは

現在OL向けの商品を企画している。
明日の企画会議までにアイディアをまとめたくて
タウンウオッチングをしに、昼時の丸の内へ。

恵比寿から東京まで山手線に乗り、
丸ビルでひとりランチ。
その後うろうろ銀座まで歩く。

自分の知らない場所で何が起こっているのか。
ひとは何を求めているのか。

机の上で出来たアイディアが、
現場で生きるアイディアかどうか
照らし合わせる。

丸の内で、ももちゃんのママにばったり。
ももちゃんというのは4歳からダンスを習いに来てくれている
生徒で、もうすぐ5年生。

このばったりがよかった!

OLという単語はとても無機質で浅いけれど、
OLというのは「女性」である。
「女性」というのはママであり、会社員である。

そんな単純なことがようやく解ったという感じがした。

2009/01/27

あやうく

自分があまり行かないところにあてもなく
行ってみようと思って会社を出たが、
結局いつものアトレに向かってしまった。

こうやって大体恵比寿から出ない。

でも、いつもの場所も考え方を変えれば、
いつ行っても新しい。

途中、鉛筆に付けるかわいいキャップが欲しくて
文具売り場へ行ってみた。

しかし、鉛筆はあるけれど、それに付けるキャップがどこにもない。

鉛筆ってペンケースの中が黒くなっちゃうんだよね。
だからキャップが欲しいのだけど、
いざ探すとないもんだね~

何か新しいことを考える時、
文章を書くとき、
私は鉛筆を使う。
シャーペンじゃなく、鉛筆がいい。

私のような鉛筆愛好家はきっと他にもいるはずなのに、
キャップがない~。

あきらめて隣の本屋さんをぶらぶら。

あやうく
『恋愛マトリックス~婚活の為のモテ講座~』
という恐ろしい本を買ってしまいそうになった。

『また会いたいと思わせるテクニック』
も手にとってしまいそうになった。

いやいや、あぶねー

私、そんなんじゃない!

目を覚まして
『週間・東洋経済』
『IDEA HACKS!』
『レバレッジ・シンキング』
『奇跡のリンゴ』
の4冊を購入。

おっさんか。

と自分でも突っ込みたくなるチョイスだったが、
それが私。

2009/01/26

タイタンズを忘れない

映画『タイタンズを忘れない』(原題:remember the titans)
これは1971年にアメリカ南部のバージニア州で
実際に起きた出来事に基づいてつくられた感動の物語。

日本でもオバマブームに沸く今日、
知らない人は是非観て欲しい作品だ。

人種差別が色濃く残るこの地域では、
街の人々の関心は高校のフットボールに集中していた。

この街にある、黒人と白人が通う高校の
名門フットボールチームのコーチとして
ひとりの黒人が任命される。

1964年に成立した公民権法に基づき、
法律の上では平等になったとはいえ、
黒人と白人が未だ同じ店で食事すらできないような時代。

コーチが白人ならスタメンは全て白人が当たり前。
黒人がチームのリーダーになるなんてありえないのである。

物語では、コーチとフットボールを通じて、
少しずつお互いを認め合い、チームがひとつに、
そしてやがて街がひとつになっていく。

この中映画の中で、印象的なコーチのセリフがある。

Everything we gonna do is changing, we gotta change.
We gonna change the way we run,
we gonna change the way we eat,
we gonna change the way we block,
we gonna change the way we tackle,
we gonna change the way we win.

どこかで聞いたことのある単語に気づくだろう。

この「タイタンズ」から約40年。
ついにアメリカに初のアフリカ系アメリカ人リーダーが誕生した。

ほとんど日本人だけで文化をつくってきたこの国では、
数少ない韓国や朝鮮からの移民に対する差別があっても
マスコミであまり取り沙汰されることもない。
そして、アメリカにおいて黒人がどのような立場であったか
その歴史を知る人も少ない。

だからオバマ氏の大統領就任が歴史的にどんなに大きな
躍進であるのか、私も含めて実際には解らないところもある。

アメリカはまだまだ課題の多い国だが、
真の自由の国、平等の国としての未来へ
かなり大きな前進を果たしたように思う。

2009/01/25

菅さんでした


子どもの頃、よく家に来ていたお客さんのトラックに
「ガス」
と書いてあったので、
ずっとガス屋さんのおじさんだと思っていたら
スガさんだった。
なんで?
なんで日本語の表記は
トラックの進行方向から書かれているの?
電話番号は逆なのに~
わかりにくくないかしら?
らしかいなくくにりかわ~

2009/01/24

アナログ

最近テレビの右上に「アナログ」という文字が出ている。
私のテレビが未だブラウン管のテレビデオだからだ。

少し前まではNHKだけがこの表示をしていたが、
今では民放の番組でも表示されるようになった。

地デジになるまでまだ2年もあるというのに、
もう「アナログ」の脅迫にあわなければならないのである。

そもそも、どうして全世帯地デジにしなければ ならないのか。

いつか、使える電波に限界がくるということに備えて
TV用のデータを圧縮してしまおう
というのが一番の理由のようだ。

アナログのテレビが使えなくなっても、
国が地デジ対応のかっこいいテレビを
私にくれるわけではないし、
古いテレビを無償で回収してくれるわけでもない。

それなのに、今から「アナログ」なのである。

家電芸人は、観覧のお客さんの半数以上が
まだブラウン管のテレビを使っている
ということにどん引きしていたけれど、
これが庶民の現実なのである。

となれば、
カップラーメンが400円くらいだと思っていた 総理大臣には、
この「アナログ」の圧力など到底解るまい。

2009/01/20

考えない

中島美嘉のうたにこんな歌詞があったなぁ。
「形の無いものを抱いて眠る」
って、そうだねぇ。

それがいい映像だったらいけど、
悲しいことも抱かなくちゃいけない時もあるよねぇ。

そんな夜は読書でしょ。

まだ読んでない本が本棚に5冊あった中から、
今日は『考え方の考え方』

今年の私の仕事におけるテーマは「企画力」だからね!

優れた商品をつくるのは当然。
でも、商品自体が優れていたとしても、
魅力的なアプローチができなければ
人は動かせないと、12/26忘年会の2次会
(中国人パブ)中にふと気がついた。

『考え方の考え方』には、
単純明快にアイディアの生み出し方が
書かれていて、
煮詰まっていた作業がはかどりそうな気になった。
さっそく今日から「考えない」ことにしよう。

この本の中で特に印象に残った一節を記しておこう。

『ローマ時代の哲学者セネカの有名な言葉がある。「神が人間を多種多様に分かったのは、相互に扶助させようとするためである」そう、人生とは好きなことを極め、その楽しみを他の人に分け与えるためにある。だから好きなことはとことん極めないといけない。そうじゃないと生まれてきた意味がない。いや、何も仕事にする必要はない。本好きならブログで本の感想を書くことだっていい。記事を読んだ人が本を購入し、彼や彼女の人生の一冊になるかもしれないのだ。』


2009/01/19

未練たらたら

『開拓者』というテレビ番組で、
野茂英雄投手の特集をやっていた。

野茂選手が近鉄バッファローズを退団して
メジャーリーグに移籍した経緯から、
アメリカに渡ってからの活躍、
現役引退までのドキュメンタリーだった。

野茂選手は低迷していたメジャーリーグ人気に
火をつけた。
ストレートとフォークのたった2つの球種で、
アメリカ中を熱狂させた。

野茂がいなければ、
イチローも松井も松坂も
メジャーに行くことはできなかっただろう。

まさに開拓者である。

私が彼に心を奪われたのは、開拓者としての偉業より
次のコメントにあった。

元ヤクルトスワローズの古田が、
「引退してみてどうですか?」
と聞くと、野茂は
「未練たらたらですけどね」
と言ったのである。

未練があると言いきっての引退。
そういう線の引き方があってもいいのだ。

引退会見で、 すがすがしく
「やりきりました!」「悔いはありません」
と言って終わるのだけが全てじゃない。

今まで人生のすべてをかけてやってきたとこに
そうあっさりと区切りをつけるなんてできっこない。

どこかで未練や悔しさがあるから、
「悔いはありません!」
と笑って言いながら
涙が出るのではないか。

野茂はメジャーでも語り継がれる
大投手でありながら、
引退会見を開かなかった。

「未練たらたらです」
と笑って言う野茂は、とても美しく感じた。

2009/01/18

Let’s Get It Started

『Let’s Get It Started』の続きで振付をする。
先週入ってくれた子がさっそくレッスンに来てくれて
うれしかった。

こういう子が少しでも長く
スタジオに通ってくれるようにするのが
私の役目だから、
毎回毎回嫌な気持ちで帰らないようにと願って
レッスンをする。

今日という日に対してはみな初心者なのだ。

今日は、昨日までの積み重ねではあるけれど、
昨日はこうだったから、あの時はこうだったから、
今日もうまくいくとは限らない。

昨日までの出来事を大事にしまって、
あらためて今日という日生きるのである。

2009/01/16

一途

そういえばネイル変えたんだった。
今回のネイル↓
前回のネイル↓

そうだね。変わってないね。
ストーンが付いてないだけだねと思うよね。
実は白の色味が変わってるんだけどね。
分からないよね。

だってすきな色とデザイン見付けちゃったんだから
仕方ないよね~

キキララピンク~ (勝手に命名)
って感じのピンク~☆

ちなみに、

前々回のネイル ↓
前前々回のネイル↓

わたし、一途。



2009/01/15

★ひとつ


お正月に読もうと思って、本棚にしまいっぱなしだったものがいくつかあったのを思い出して、久しぶりに読書でも。
『脳にいいことだけをやりなさい』
マーシー・シャイモフ(著)
茂木健一郎(訳)


著書は、アメリカで自己啓発セミナーを数々主催するカリスマコーチで、一流企業や大学などで講演を行っている方らしい。
簡単に言うと、本書で述べているのは、次にあげる7つの「脳にいいこと」を実行しなさいということだ。

①ネガティブ思考のおおそうじ 
②プラス思考で脳にポジティブな回路を作る
③何事にも愛情表現を忘れない 
④全身の細胞から健康になる 
⑤瞑想などで人智を超えた大いなる力につなげる 
⑥目標をもち、脳に眠る才能を開拓する 
⑦つき合う人を選んで、脳にいい刺激を与える

幸せかどうかは自分の考え方ひとつだという。
そりゃそうだと思う。

つまり、全てにおいて自分で自分をうまくマインドコントロールすればいいのよってことを言ってて、いわゆる「引き寄せの法則」によって、負の思考は負を引き寄せるから今すぐ前向き(ここでいう脳にいいこと)に考えなおそう!というお話。

まぁね。
わかるけどね。

だけど、この本のすさまじいところは、悩んでいる時の対処法。

【思いこみを消しさる】 
・(悩んでいるときに)それは真実かと問う 
・それが真実だと言い切れるかを問う 
・信じているときの自分の反応を考える 
・それを信じなければ自分がどんな人間に変われるかを問う

思い込みを消し去る具体的なトレーニングとして、悩みをペンに例えて、それをギュッと握りしめて手のひらで転がして、ポイッと捨てて、「ほら!悩みはこのペンと同じ、ペンが放せたら悩みも話せるでしょ」みたいなことも書いてある。

まじで~。

なんだかこの方法はアホになる暗示のような気がして、
いまいちわからないけどね。

この本は茂木さんが訳しているということと、タイトルに「脳」という言葉が使われているので、買う方に誤解がでてしまうのではと思う。脳科学的な本ではなく、自己啓発本。

全米で大ベストセラーの「シークレット」を買ってすぐブックオフへ持っていった私にはどうも苦手な分野だった。

私はひねくれものだから、自己啓発本から学ぶのではなく、それ以外の分野から刺激を受けるほうが好きだなぁ。

というわけで、★☆☆☆☆

2009/01/13

もう少し

「苦しければこそ、不足していてこそ、
人と人はお互いに対して温かくなる。」

最近この言葉がずっとこころにしみている。

悩みやコンプレックスがあっていい。
不器用でもいい。
自信がなくてもいい。

足りないものは誰かと一緒に補えばいいじゃないか!

あともう一歩、踏み込む勇気さえあれば、
世界はもう少し穏やかになるかもしれない。

と、思うんだけどなぁ。

2009/01/11

31歳

2009年初踊りは、
MC hammerの『Let’s Get It Started』でスタート!

今日は21人の生徒がレッスンを受けてくれて、
体験レッスンを受けた子が、また1人入校してくれた。

私はメディアに出るような売れっ子ダンサーでは
ないけれど、こうして多くの生徒達が
レッスンを受けに来てくれることがとても嬉しい。

レッスン後、生徒のあいちゃんが、
サイン帳を書いて欲しいと言う。

クラス変えの前や、卒業シーズンに学校で流行るサイン帳。

こんなの書くなんて、何年振り?
12年振りかね。

何歳で結婚したい?
なんていう欄がある。

同じくサイン帳を渡された5年生のルナちゃんは、
「結婚なんて、何歳だっていいよね~」
と言っている。

もし、二十歳で結婚したいと思ったって、
彼女にはまだ10年くらい時間がある。

私は「31歳」と書いた。

リアルすぎ。

2009/01/10

クレーマー

いつものように近所のスタバでラテとキャラメルドーナツを
テイクアウト。

帰ってきてルンルン気分でドーナツの入った袋を開けると、
シュガードーナツが入っていた。。

オウノウ。

私の脳みそはすっかりキャラメルモードだったので、
「ま、いっか。」というわけにはいかなかった。

数十円だけれども、値段も違う。

普段なら店に戻って取り替えてもらうところだが、
今日は寒くて風も強く、また店に戻るのは厳しい。
ラテがこぼれないように、
やっとの思いで持ち帰ったばかりなのだ。

というわけで店に電話をかけると、
数分後、店員さんがキャラメルドーナツを
家まで持ってきてくれた。

店員さんは申し訳なさそうにドーナツを手渡した。

私もファーストフードでバイトをしていた頃は
よくいれ間違いをした。

ダッシュで、時には原付で、お届けしまくった。

どんなに恐ろしいお客さんが待っているんだろうと
ドキドキしながら持って行く。

自分がクレーマーになって初めて、
物にお金を払う意味について考えられた気がした。

ラテとドーナツを買ったその先の、
「熱々のラテと一緒に、
つやつやのキャラメルたっぷりのドーナツを
ほおばる」
というそのイメージに対して私は600円を
支払ったのだろう。

2009/01/04

ready for play


昨日までがらがらだった近所のスタバが満席になっていた。

明日から本格的に2009年が動き出すのだと実感する。

みんなが「ready for play」の合図を待っている。

品川さんかと思いました。


2009/01/01

今がすき


あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。


東京の風景の中で、1年で1番今がすき。

だんだん人がいなくなっていって、
ほんの一瞬だけれども、
街が静かになる。

真冬のぴんと張りつめた空気すら、
なんだか優しく感じられる。

こんな風にゆっくりと静かに時間が過ぎていく日常が
もう少しあってもいいと思う。

あと3日もしたら、またぴりぴりした空気が戻ってくる。

早い流れに飲み込まれないように、
手をつないでくれる人が増えますように。