2009/01/10

クレーマー

いつものように近所のスタバでラテとキャラメルドーナツを
テイクアウト。

帰ってきてルンルン気分でドーナツの入った袋を開けると、
シュガードーナツが入っていた。。

オウノウ。

私の脳みそはすっかりキャラメルモードだったので、
「ま、いっか。」というわけにはいかなかった。

数十円だけれども、値段も違う。

普段なら店に戻って取り替えてもらうところだが、
今日は寒くて風も強く、また店に戻るのは厳しい。
ラテがこぼれないように、
やっとの思いで持ち帰ったばかりなのだ。

というわけで店に電話をかけると、
数分後、店員さんがキャラメルドーナツを
家まで持ってきてくれた。

店員さんは申し訳なさそうにドーナツを手渡した。

私もファーストフードでバイトをしていた頃は
よくいれ間違いをした。

ダッシュで、時には原付で、お届けしまくった。

どんなに恐ろしいお客さんが待っているんだろうと
ドキドキしながら持って行く。

自分がクレーマーになって初めて、
物にお金を払う意味について考えられた気がした。

ラテとドーナツを買ったその先の、
「熱々のラテと一緒に、
つやつやのキャラメルたっぷりのドーナツを
ほおばる」
というそのイメージに対して私は600円を
支払ったのだろう。

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