2009/01/15
★ひとつ
お正月に読もうと思って、本棚にしまいっぱなしだったものがいくつかあったのを思い出して、久しぶりに読書でも。
『脳にいいことだけをやりなさい』
マーシー・シャイモフ(著)
茂木健一郎(訳)
著書は、アメリカで自己啓発セミナーを数々主催するカリスマコーチで、一流企業や大学などで講演を行っている方らしい。
簡単に言うと、本書で述べているのは、次にあげる7つの「脳にいいこと」を実行しなさいということだ。
①ネガティブ思考のおおそうじ
②プラス思考で脳にポジティブな回路を作る
③何事にも愛情表現を忘れない
④全身の細胞から健康になる
⑤瞑想などで人智を超えた大いなる力につなげる
⑥目標をもち、脳に眠る才能を開拓する
⑦つき合う人を選んで、脳にいい刺激を与える
幸せかどうかは自分の考え方ひとつだという。
そりゃそうだと思う。
つまり、全てにおいて自分で自分をうまくマインドコントロールすればいいのよってことを言ってて、いわゆる「引き寄せの法則」によって、負の思考は負を引き寄せるから今すぐ前向き(ここでいう脳にいいこと)に考えなおそう!というお話。
まぁね。
わかるけどね。
だけど、この本のすさまじいところは、悩んでいる時の対処法。
【思いこみを消しさる】
・(悩んでいるときに)それは真実かと問う
・それが真実だと言い切れるかを問う
・信じているときの自分の反応を考える
・それを信じなければ自分がどんな人間に変われるかを問う
思い込みを消し去る具体的なトレーニングとして、悩みをペンに例えて、それをギュッと握りしめて手のひらで転がして、ポイッと捨てて、「ほら!悩みはこのペンと同じ、ペンが放せたら悩みも話せるでしょ」みたいなことも書いてある。
まじで~。
なんだかこの方法はアホになる暗示のような気がして、
いまいちわからないけどね。
この本は茂木さんが訳しているということと、タイトルに「脳」という言葉が使われているので、買う方に誤解がでてしまうのではと思う。脳科学的な本ではなく、自己啓発本。
全米で大ベストセラーの「シークレット」を買ってすぐブックオフへ持っていった私にはどうも苦手な分野だった。
私はひねくれものだから、自己啓発本から学ぶのではなく、それ以外の分野から刺激を受けるほうが好きだなぁ。
というわけで、★☆☆☆☆
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