2009/02/02

life is going

最近、いつもとは違う行動パターンをしてみようと
心がけている。

今日はバスで、いつも降りる停留所をあえて通り過ぎてみる。
慶応大学の東門で降りて、家の方向まで歩いてもどる。

途中、韓国料理屋「チェゴヤ」で昼食。
テレビで聞いたこととのある名前だったので、
ふらりと入ってみた。

家の近くまで来ると、ぞろぞろとものすごい数の
制服を着た人たちが歩いてくる。

どうやら北里大学で入試があったらしい。

その行列の中に、
私と同じ高校の制服を着た女の子が
ひとりで歩いているのが見えた。

懐かしい、グリーンのブレザーにタータンチェックのスカート。
グリーンのハイソックス。

仙台からここまで1人で来たのだろうか。
どこに泊まっているのだろうか。
きっと心細かっただろうに。
思わずしばらく列を眺めた。

昔、私もひとりで試験を受けにいった。
問題が難しかったのと、緊張感で、
帰り道は放心状態だったのを覚えている。

それは今日バスを降りた、慶応大学の入試だった。

結果はみごとにすべったのだけど。

今の自分は、あの頃に描こうとしていた将来とは
全く違うところにいる。

しかし、例え受験に失敗しても、私はここにいる。
様々な変化を受け入れながら、
人生はこうして続いていくのである。

そんな中にあっても、あの時のような謙虚で純粋な闘志は
(それこそ最も美しい初心ではないか!)
いつまでも持ち続けなければならないのだね。
と彼女を見て思う。

受験生よ!
頑張れ!!

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