家に帰ると宅配ボックスに荷物が届いていた。
AMAZONからだ!
段ボールを抱え、
部屋に戻ろうとすると
エレベーターを待ってる人がもう一人。
スーツでびしっと決めた男性。
エレベーターはなかなか来ない。
私は待っている間、
AMAZONの箱を開けた。
ビリビリビリっとテープを剥がし、
中身を見てみた。
頼んでいたのは
『夜と霧』、『それでも人生にイエスと言う』、『美肌手帖』
の3冊。
中身を確認したあたりで、
ようやくエレベーターが来た。
マンションのエレベーターに
誰かと一緒に乗るのは
あまりすきではない。
しかも、行先は同じ階だった。
エレベーターが動きだし、
きまじ~。
と思ったその瞬間、
「AMAZONからの箱って、早く開けたく
なっちゃいますよね~。」
って言われる。
「あっ、そうですよね。」
と私。見られてたのね…と。
ますますきまじ~。
「しっかし、まさかここで開けるか~みたいな(笑)
まさか今開けるか~みたいな(笑)」
とさらにテンション高めに突っ込まれる。
はずかしいが、
おかげで密室内の空気はなごんだ。
そうこうしているうちに、6階に到着。
「すいません、じゃ失礼しま~す。」
と言って私が先に降りると、
廊下の角でおじさんの嫁(彼女?)が
どっきりのスタンバイ
をしていたようで、
間違って私がビビる。
そういう昭和なお迎え、やめてよ。
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