2010/01/27

お金は出ません。名誉を目指そう。それが一番尊いから。

最近、格闘家の方とお話する機会が多くなりました。
そこで、プロとして試合に出ている選手のファイトマネーを聞いたのですが
びっくりくりびつ今週のドッキリメーカーーーー
ってくらい、少ない。。。
人によって違うとはいうものの、格闘技だけで生計を立てられるのは
本当にごくわずかでなんですって。

DREAMのトーナメント観に行った時、優勝して300万円だったかな?
それでも少ないと思って驚いていたけど、働きながら、格闘技やって、
ナントカの新人王(ごめん、忘れちった)になっても5万円とかいうんだよね。
でも、その彼は「いや、すきだから、いいんです」と言う。

芸能人歌がうまい王決定戦的な番組でも
勝てば100万とか平気でもらえる時代に
あんなに、からだ張って、命かけて試合して
5万円じゃ、生きていけないでしょ。

これは、格闘技にだけいえることではなくて、
例えば自分がやってきたダンスの世界でも一緒で、
「すきだからいい」というのをうまく使われているような気がするんだよね。
すきだから、少ないギャラでも平気で仕事を受けちゃう。
そうすると、底辺が上がらないっていうか、
「ダンスなんて趣味でやるもの」という領域から脱しない。

決してお金が全てじゃないけど、でもアメリカみたいに、
ダンサーという職業が確立されてて、
ダンス一本で家族が養えるくらいの位置に
もっていかなきゃいけないんじゃないかって、思う。

団体や主催者側のしくみがわからないので、
私は簡単に言えるのかもしれないけど、
ファイトマネーやギャラは、
交通費や衣装代に対して払われるものではなく、
よりパフォーマンスを向上させるための生活に、
それを観た人に与えてくれる夢や感動に、
与えられるものだと考えたら、
もっと支払われてもいいと思います。

主催者側が払いたいけど、資金がないんだというなら、
資金を集めるような動きをしないと いけないよね。
世の中のお金の枚数は決まっているんだからね。
そのお金がどこをどうやって通るかってのを考えたら
できるんじゃないかな。(て、数学いつも3だったけどごめんね)

不況で、企業がスポーツから撤退しはじめたときから、
こういうことをよく考えるようになったのだけど、
砂辺光久選手のパンクラスのタイトルマッチの調印式の記事を見て改めて
日本におけるスポーツやエンターテイメントに対する評価を考えました。

おまえはうんちくばっか語ってなんなんだよって思う?
私は、できると思います!!
愛と情熱があればね!!

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