2010/03/18

健康博

ビックサイトで行われている 「健康博覧会」へ行って来ました。
健康産業関係者が集う 原料、商材などの展示会です。
今回は健康器機を扱う会社の出展が いつも以上に多く目立ちました。
マッサージ機や靴、 骨盤ベルト、サポーターなどです。
もう食品分野での開拓が厳しくなってきているということなのでしょうね。
「オーラ測定機」なるものまでありました。
完全に、あやしさ満点ですが そういうのに意外と人が群がっていたりして。。


あとは、「水素」関連の商品が結構ありました。
「飲む水素」みたいなやつです。
これについてはイマイチわかりません。

それから、よくわからないシリーズでいうと、「植物プラセンタ」ね。
BSE問題以後、みんなが一斉に動物性のものに対してマイナスのイメージを持つようになった。
だから、なんでも植物由来にしたがる。
「プラセンタ」っていうのはそもそも「胎盤」のことを指すわけで、植物の胎盤なんて、常識からいうとありえないはずなんだけど、それを「プラセンタ」と銘打って売り出すのはどうなんでしょうかね~。
からだにいい成分があったとしても、人や豚の「プラセンタ」とそいつはまったくもって別物。
「同じ’プラセンタ’なら植物の方がいいわよね~」っていう誤解を招くに過ぎない。

効果効能をうたえない、効果がグンバツに出ない、となったら、
「よくわかんないけどいい」 というのに移行しちゃうんでしょうか。

そもそも、第一に儲けようとしてものをつくるからそういうことになっちゃう気がするんだけどな。
もちろん商売だから利益は出さなきゃいけないけど、新しい原料もない、すでにあるものは売れない、みんなもうおなかいっぱいってなったら、あやしい方へ進むのではなくて、健康産業の原点に戻って考えるべきかなと思いました。

うれしかったのはキノコ系の復活ですね。
「姫マツタケ」や「霊芝」ね。
やっぱキノコはいいもんですからね。



少しマニアックなお話ですが、サプリメントのカプセルって気にしたことあります?

一般的に多いのは動物由来(ゼラチン)のカプセルですが、今は植物由来のものがあります。
「プルラン」という表示があるものが植物(でんぷん)由来のカプセルになります。
先に言った通り、今は動物由来の素材が嫌われる時代です。そこまで気にする方は、カプセルも気にしてもらいたいですね!

もう少しカプセルについてお話すると、カプセルには「ハード」と「ソフト」の2種類があって、通常、粉末はハードに、油や液状のものはソフトに充填します。
(ちなみにわたしは小さい頃、ソフトカプセルに入ったDHAをグミだと思って噛んだら、中からお魚エキスが溢れてきて、しばらくトラウマになりました。)

写真は今日見つけた新しいカプセルで、ハードに油を充填するっていう技術を取り入れたものです!これ、ゴイスーです!何がって、液体が入っているのに、漏れたりつぶれたりしないってこと。それでいて、吸収力も高いし、中身が見える安心感と、美しさもあります。
なんでも、特殊な技術でシーリングしているんだそう。すでに海外では導入されているようですが、これは徐々に日本でも出回る予感です。

オラもいつか健康博に出展したい!
ってことで、がんば~

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